CONN 38B "Connstellation"
現在メインで吹いている楽器。通称"コンスト(テ?)"、1960年製のヴィンテージ・トランペットです(#890222)。
かつてC.G.Conn社が純粋なメーカーだった頃の、最も良いといわれる時期に作られた個体のようです。
元々コルネットとして開発されたことに由来する独特なフォルム…Sボア、ワイドラップ、長いコプリオン・リードパイプ、130mmのElectro-Dベル(2枚取り)、1250g、ニッケルメッキなど、現代でも珍しい特徴が満載。バランスや吹奏感の特殊な楽器ですが、僕は長い不調の沼(イップス)に陥っているときに気分転換を兼ねてBach Early-Elkhartから乗り換え、2年くらいかけて慣らしていきました。
敬愛する"プランジャーミュートの魔術師"Cootie Williamsが晩年にこの楽器を苦しそうに吹いていましたが、Ellington楽団の後輩 Cat Andersonに触発されたのでしょうか。。
僕は第1スライドのオートトリガーとガイド棒を外し、第3スライドのリングも可動式から固定式に変更することで、100g軽量化しました。それでも重く頑丈な楽器で、ニッケルメッキと相まってなんだか工具のような質感。頑丈で扱いが気楽なので、ソフトケースを使うようになり(それでも一度も故障が無い)、道具としてより身近に感じるようになりました。
また吹奏感がコルネットやフリューゲルホルンに近いことから、神経質にならずに演奏を楽しめるようにもなりました。
この"コンスト"を吹いて3年、50歳を過ぎてイップスとはどうにか折り合いをつけました。"コンスト"は今ではすっかり相棒です。
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